なんらかのきっかけでメヘンディを知って、何回か施術を受けた場合、自分でも描いてみたい!と思われる方もおみえになるかもしれません。
その場合、レッスンを受けるべきか?という点に関して、です。
結論から言いますと、
現在進行形(2018年2月時点)で定期的にレッスンを受けている自分の答えは「YES!」です。
理由1:基礎が大事
ヘナのペースト作りが何より大事
ヘナが肌を染める仕組み、ペーストを肌につけた後の取り扱い…このあたりは、施術を受けたり、インターネットで調べれば簡単に入手できる情報かと思います。
では、ペーストの作り方は?ヘナって何を使えばいいの?水に溶かすの???
メヘンディではペーストの良し悪しが、模様を描く上、および、肌を染める上で、非常に重要になってきます。
硬さ・柔らかさ・粘度・染まり具合…何のパラメータをふることで結果が変わるのか、先人たちの試行錯誤した結果(秘伝のレシピとも言える)を、入手できるのが、そう、レッスンなのです。
コーン作りも大事
作ったペーストを入れる「コーン」と呼ばれるフィルム状の巻物。これも大事。出来によって、ペーストの出方・扱い方が変わってきます。
You Tube等で海外の方がコーンの作り方を載せている場合もありますが、一旦基礎を学んでから見ないと、うまく巻けない可能性が高いです。実際に、巻く際の自分の手元を先生に見てもらうと、ちょっとした角度やテープの貼る位置で使いやすさが変わってきます。
コーンの持ち方も大事
コーンの持ち方も人によって様々です。私は2人の先生からレッスンを受けましたが、2人とも違います。
では、なぜ人によって持ち方が違うのか?
それは、人によって悩みが違うからだと思っています。
ある人は線が安定しない、ある人は描く際に力が入りすぎる、ある人は線に強弱がつけられない・・・
私はある程度描けるようになったときに、上3つの悩み全てにぶち当たりました。
そこでの先生からのアドバイスはコーンの持ち方でした。
しかも、基礎的なレッスンで聞いた話そのままだったのです。
知らず知らずのうちに、変な癖がついてしまっていたので、今は矯正中です。
(このレッスンの詳細な話はまた別の機会に)
以上の理由から、基礎的なレッスンの受講をお勧めします。
理由2:メヘンディらしい模様にはノウハウがある
これは絵心のある方や、描きたいものが定まっている方には不要かもしれません。
しかしながら、そうでない人は、やはり描くレッスンをお勧めします。
よくメヘンディは「単純な模様の組み合わせだから、絵心なくても描けるよ」というようなことを見聞きします。
たしかに、私も絵心はありませんが、メヘンディは描いています。
定期的な レッスンを受ける前は、メヘンディのデザインブックを見て、マネして描いていました。でも、自分で描けるようにはなりませんでした。
自分で描けるようになるには、ある程度の訓練が必要で、どのような訓練をすれば良いのかを教えてくれるのがレッスンかと思います。
ただし、レッスンを受けただけで描けるようになるわけではなく、自分の手を動かすことが大事です。しかしながら、当てもなく手を動かすのではなく、順序立てて教えてもらえるので、描けるようになっていきます。メヘンディらしい模様のつなげ方は、ある程度はノウハウがあるのかな、と感じています。
以上より、基礎レッスンだけでなく、描くレッスンもおススメします。
理由3:モチベーションの維持
自分はこれが一番大きいです。
一人で練習していても、何が良くて、何が悪いのかわからず・・・。もっときれいに描けるようになりたいのに、どうすればいいのかわからない・・・もやもや。
そんなときにレッスンを受けて、アドバイスをもらって、自分の思ったように描けると素直にうれしいですし、もっと練習して、きれいに描けるようになるぞ!という気持ちになります。
何よりも、目の前でリアルタイムで素敵なアートを描く人がいるので、こうやって描けるようになりたい、という具体的な目標ができます。
なかなか、新しいことを続けるのは難しいことですが、私は定期的にレッスンに通うことで、モチベーションが維持されています。
以上より、レッスンは受ける機会があれば、まずは基礎的なレッスンから受けてみることをお勧めします。
次回はレッスンの選び方に関して書いてみようと思います。