メヘンディを描くのに必要な道具である「コーン」。
矩形状のフィルムを巻いているだけなのですが、これが奥が深いのです。このコーンの出来によってアートの描きやすさがまったく違います。
それ故、メヘンディ資材の通販を見ているとコーンだけが販売されていることもあります。
そういったコーンを販売している人の販売物を見ていると気になる文言がありました。
「Round Pin 0.35mm 」
写真を見ると待ち針のようなピンが複数パックになって売られているようです。
海外のアーティストさんのインスタで、コーンの先端にピンを挿しているのをたまに見かけます。もしかして、そのピンかな?0.35mmってめちゃくちゃ細くないか?そもそも、わたしはいつも何mmぐらいなんだろう?と気になったので、今回の記事を書くこととしました。
4種類の先端径のコーンを用意
コーンの作り方は大きく2種類あります。
①先端を閉じるように作って、ペーストを入れて閉じてから、先端をハサミで切る
②先端にピン等を挿しつつ作る
わたしは最近は専ら②の方法で作っています。
そのため、今回の検証では まち針を4種類用意して、4種類の穴径のコーンを作成しました。
穴径は0.45mm/0.50mm/0.55mm/0.75mmです。使用したまち針の記載径を穴径とみなしました。
ペーストは4種類とも同じものを使ってます。
先端径による違い
検証の観点としては、詰まり(ストレスなくスルスル描けるか)、つぶれ(細い線が描けるか、隣の線と干渉しないか)、太線(太い線が描けるか)の3点を3段階評価(◎/◯/△)としました。
<0.45mm>
詰まり:◯ つぶれ:◎ 太線:△
細い線が気持ちよく描けるものの、太線が描けないのでコーン1本で強弱をつけるのが難しそう。
<0.50mm>
詰まり:◯ つぶれ:◎ 太線:◯
細い線が気持ちよく描けて、そこそこ太い線が描ける。かなり自分好み。しかしながら、細い線は染まりにくい&染まりにくいタイプの人のことを考えると、もう少し太い線をメインで使った方が良いように思える。
<0.55mm>
詰まり:◯ つぶれ:◯ 太線:◯
この4種類の中ではこれがベストか?消去法のようになってしまったが、バランスがとれているように思える。染まりを考えると、0.60mmも可能であれば試してみたい。
<0.75mm>
詰まり:◯ つぶれ:△ 太線:◎
大きな模様を描くときにはいいかもしれないが、普段使いには自分の好みからは太いかなーという印象。
いずれも詰まりに関しては そこまで気にならなかったです。
0.50mmのコーンを使用↓
おわりに
せっかく検証したので、普段使いは0.55mmでしばらくやってみようと思います。
自分は染まりやすい体質なので、自分に描くときは0.45mmや0.50mmの細いコーンにして、細線の染まりの限界にチャレンジしていきたいなーと思います。
0.75mmについては、マタニティーメヘンディなど大きい模様を描くことがあれば使おうかなという感じです。
以上です