こんばんは、またまたご無沙汰です。
インスタはブログよりは更新頻度が高いですので、良かったらフォローしてくださいね。
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さて、ペーストの見直しに関して、ここにきて黒船の登場。
インスタでひょんなことから、やりとりさせていただいている方(海外の方)から
「あなたのペーストの染まり具合、普通じゃないよ!明るすぎる!!」(意訳)
とご指摘いただきました。彼女のことは以下「M女史」とします。
普段の染まり具合
ここで明るすぎる、というのがこれ。ペーストを6時間肌において、はがしたところ。
「えええ、いつもこんなもんだよ?」と思いつつ・・・
確かにM女史の写真は赤黒い感じで良く染まっている・・・人種による肌質の違いなんじゃ?とも思いつ・・・
M女史からレシピを教わる
以下、M女史とのやりとり。(M女史のセリフに関しては意訳)
ヨーロッパと時差があるはずなのに、チャット状態でやりとり。
M女史「レシピは?どうやってペースト混ぜてるの?何時間ペーストを寝かしてるの?」
ハコ「(…スマホで英語打ち中…)」
M女史「私のレシピはこれ!いいから、これで作ってごらんよ。」
ハコ「ふだん、エッセンシャルオイルは入れてないよ」
M女史「はあああああああ!?エッセンシャルオイル入れてないなんてありえない!!!染まりにすごく大事なんだから!!!」
ハコ「わかったわかった、一回トライしてみるね」
エッセンシャルオイル含有の有無による検討
確かにエッセンシャルオイル(以下EO)に関しては、検討していなかったので
これを機に検討してみることとしました。
準備したのは4種類のペースト。
① いつものペースト(レモン:砂糖水=1:2、EOなし)
② いつものペーストに濃度1%のEO
③ いつものペーストに濃度10%のEO
④ M女史のスペシャルレシピ(勝手に載せていいかわからないので詳細は割愛)
濃度計算に際して、ちょっと前に栗清さんがインスタでEOの量に関する検討をポストしていたので、その記事を参考にさせてもらいました。
結果はこちら!



正直、はがした直後は「変わらないじゃないか、ハニー」とか思ってたんですけど、そのあとの発色に差がでました。M女史のレシピも良い感じに暗く染まっています。
確実に、EOを入れた方が染まりは良い。
では、EOをどの程度入れるのか?ということ。
今後の対応
グローバルスタンダードでいえば、EOの濃度は10~15%ですが、
日本ではEOは刺激物故に、濃度1%以下で入れることがスタンダード。
特に、今はイベント出店をメインで活動しており、不特定多数の方に施術しているので、染まりよりもお客様の肌荒れのリスクを考慮することを優先します。
基本的に「EOなし」と「EO1%」のペーストを準備して、お伺いしてから使用する運用としていく予定ですので、よろしくお願いいたします。
極東の見ず知らずのわたしに色々と親切に教えてくれたM女史には本当感謝です。レシピだけでなく作り方や保存方法に関してもコメントくれて、参考になりました。ありがたや。
余談
以下は余談ですが、
今までの検証よりも、今回はより正確に調合できたように思えます。
工学部出身の血がムダに騒ぎ、濃度計算・測量ともに緻密な計画のもと(?)丁寧に行い、納得いくペーストができました。
(0.1g単位ではかれる秤が欲しくなり、思わず購入)
前回の、レモン汁の割合の記事と、粉の比較記事も、もう一度、正確にはかってやりなおしたいぐらいです。またいつかやります!!!!